- 妊娠中は歯科治療できますか?
- 原則的には治療できない時期はありませんが、妊娠中期(満16~27週)の安定期に行うことがより安全です。妊娠初期や妊娠後期は痛みを抑える処置程度にとどめる場合があります。
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よくあるQ&A
- 歯磨き粉はどのようなものを使えばよいですか?
- 虫歯予防にはフッ化物の効果は確実にあるとわれているため、フッ化物を含有する歯磨き剤を使うことをお勧めします
- 歯間ブラシやフロスは使ったほうがいいですか?
- 歯ブラシだけでは市幹部には20~30パーセントの磨き残しがあるといわれていますので、歯ブラシと併用して使うと磨き残しをより少なくし、虫歯や歯周病のリスクを下げることができます。ただ、歯間ブラシにはいろいろサイズがありますので、すき間に合ったものを衛生士さんに選んでもらうとよいと思います。
- 口で呼吸するのはよくないと聞いたのですが本当ですか?
- 口呼吸が続くと、口の中が乾燥し、唾液により虫歯の原因菌を洗い流せなくなるため、虫歯ができやすくなります。また、口が開いていると、唇で歯を抑える力が働かず、上の前歯が前に傾きやすくなります。
口で息をする場合には、舌が上あごにおさまらず、低い位置をとるので上あごの発育が悪くなり、歯並びに影響すると考えられています。
- 歯ぎしりは歯のためにはよくないことでしょうか?
- 歯ぎしりや食いしばりは自覚症状のない場合が多いとされ、実に80~90%の人に認められるといわれています。歯ぎしりや食いしばりそのものが悪いというわけではないですが、睡眠中の歯のかみ合わせでは、意識して噛む力の6倍もの力が歯に加わる場合もあり、歯が異常に擦り減ったり、歯の周りの組織にダメージを与えたり、顎関節に悪影響を与えることがあると考えられています。歯ぎしりそのものをなくすことは難しいとされていますが、歯を守る装置を作ることは可能ですので心配であれば、一度ご相談ください。
- 口臭が気になります。どうすればいいですか?
- 口臭を発するものとしては生理的口臭症と病的口臭症があります。口臭を生じるメカニズムは、歯周ポケットや舌苔(舌の表面についた汚れ)に存在する細菌がたんぱく質を分解・代謝してにおいのもとである揮発性の硫化物(卵の腐ったようなにおい)が発生することにあります。治療法としては、生理的口臭症であれば、ほとんどが一過性のため口腔清掃のみで解決されることがよくあります。病的口臭症では、歯周病の治療や口腔内の衛生状態の改善を目標とした治療を行います。さらに口臭の原因が糖尿病など口腔以外にあることもあるので、医科との連携が必要なこともあります。
- 口内炎がよくできるのですが、何か原因はありますか?
- 口内炎の原因としては口腔粘膜を化学的、機械的に刺激や損傷したことによるものが多く、全身的には、ウイルス(細菌)感染、免疫異常、栄養障害、ビタミン欠乏、ストレス、胃腸障害、ホルモン異常などが考えられています。治療方法も、うがいをして口腔内を清潔に保っているだけで自然に治ってしまう場合や、軟膏の塗布、レーザー治療、ビタミン剤の補給が有効な場合、また抗生物質や抗ウイルス薬、ステロイド剤、さらに免疫抑制剤の全身投与が必要な場合など、疾患に応じた迅速な治療をしなければなりません。